探偵の調査業務の中に、浮気調査があります。
浮気調査とは、夫婦または恋人の不貞行為の実態について調べることです。不貞行為の実態があった場合にはその証拠を取り、実態がなければその結果を依頼人に報告するといった調査内容です。
この浮気調査をしてもらう為に、探偵会社に見積もりを出してもらうのですが、どこまで自分の事情を話せばいいのか、分からないといった依頼人は多いのです。
不貞行為というのは、自分のパートナーのことであったとしても、あまり他人に知られたくない話です。そのため、浮気調査の見積もりを頼むときに、上手く探偵側に事情を伝えることが出来ず、見積もりが甘い条件になってしまうことがあります。
または見積もりと実際の料金と違いが大きく出てしまったりと、後々で問題になるケースもあるのです。
そこで、見積もり時に浮気についてどこまで話せばいいのか、いくつか項目をまとめておきたいと思います。
まず、見積もりをしてもらうのですから、その探偵会社の一般的な浮気調査の料金を聞きます。
大抵、調査員と時間、そして料金を伝えてくれると思います。
その情報を元に、自分の調査をしてもらいたい条件を列挙していきます。
「成るべく早く証拠が欲しい」
「調査は絶対に見付かりたくない」
「調査料金はなるだけ押さえたい」
「浮気の証拠は複数欲しい」
などなど…。自分で希望条件を箇条書きしておき、伝えましょう。さらに、できるだけ自分の個人情報は探偵に知られないようにするため、最初は名前や電話番号も伏せておくのがいいでしょう。
そこまでしないと危険なのか? と思われるかもしれませんが、見積もり段階なので、個人名は言う必要もありません。
資料を送らせてもらいますと言われても住所を伝える必要もありません。
そこで、電話は相手に番号が知られてしまいますから、メールフォームなどがあれば、無料アドレスを新たにとりましょう。そのメールアドレスを探偵とのやりとり用に使うといった方法がオススメです。